静岡市清水区の根本改善の鍼灸院です。的確な診断技術から病の原因を突き止め治療をしていきます。

・習慣性便秘
大腸の運動機能や排便反射の低下による便秘腹痛はない、
または軽度で便意が起こりにくい。
便秘は長期間にわたり持続。

・過敏性大腸症候群
便秘、下痢を交互に繰り返す。腹痛や腹部膨満感がある。
便秘のときは兎糞状便（コロコロした便）精神的ストレスと関係が強い。
頭痛、だるさなど全身の症状を伴う事が多い。


東洋医学的な考え方

原因は大きく分けて三つです。

・熱からの便秘
偏食、暴飲暴食などで「胃」に熱がたまると大腸に影響し便秘が起こりやすいです。 口内炎、口が乾く、ほてり、寝汗、食欲旺盛などの症状も伴いやすいです。

・ストレスからの便秘
ストレスなどの感情により五臓六腑の「肝」＝（血をコントロール）に影響をすると、大腸の伝導機能が低下して便秘が起こりやすくなります。
イライラしやすい、胸苦しさがある、喉に異物感がある、足がよくつるなどの症状も伴いやすいです。

・気血低下からの便秘
様々な原因で気血＝（エネルギー）がうまく作れなくなったり、巡らなくなると便秘が起こりやすくなります。
便意はあるが排便困難、息切れ、だるさ、めまい、冷えなどの症状も伴いやすいです。

他にもさまざまな原因は考えれます。
全身の状態を診て原因を診つけていき治療をしていくことで便秘は改善されていきます。




当院での症例、患者様の声を一部紹介します。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。

症例

７０代　女性

昔から便秘気味で2日に１回硬い便が出ていた。ここ最近間隔が長くなり4日に１回になり、腹が張る感じがする。イライラすることがあると間隔が長くなる。

＜経過＞
数回では便には変化がなかったが、約1カ月で毎日普通の便が出るようになった。


３０代　女性

便秘、脂漏性皮膚炎便秘は半年前から。一週間出ない時もある。下剤で出している。便意をもよおすこともない。
3カ月前からまぶたが腫れ、左右の口角がしみて痛む。おでこ、顎に吹き出物ができやすい。

他の症状
生理痛がひどく、生理前日から二日間がとくに辛い。一か月に一度腹部に激痛が走ることがある。

＜経過＞
一週間後の2回目、口角のしみて痛むのはなくなる。便が一週間のうち、二日出るようになった。
まぶたの腫れは変わらず。
3回目、便は一週間で5日普通に出るようになった。まぶたは鍼後3日は調子がよくその後はまぶたが腫れ痒みもでる。生理痛は相変わらずひどい。
4回目、まぶたの腫れは一週間で1日だけあった。 便の出ない日は一週間で1日だけになった。
6回の治療でまぶた、便の状態は整う。一カ月に一度あった腹部の激痛もなくなる。


40代　女性

アトピー性皮膚炎で来院 アトピーと並行に便秘の治療
便秘は5年ほど続いている。仕事がある平日は全く出ず、休みの土、日の2回薬を飲んで出している。便意がない。

＜経過＞
5日後の2回目、便秘が解消され、薬を飲まず自然とほぼ毎日出るようになる。
その後もほぼ毎日便は出ている。



患者様の声

３０代　女性

私は突然脂漏性皮膚炎になってしまいました。皮膚科を何軒か回ったのですが全く改善されず瞼が腫れかゆみなどに悩まされました。
そんなとき義弟からはり治療を薦められました。
皮膚と腸はとても関係が深いらしく私は当時ひどい便秘でした。まず腸の働きを良くしていくことから始めました。今、週一回のペースではりをやっていますが便秘の方はだいぶ改善され、皮膚病の方も落ち着いています。
病気＝薬ではなく体の中から治していくはり治療は今の私にはとてもあっていると思っています。


10代　女性

幼稚園の頃から便秘なのですが、スギヤマ鍼灸院で治療していただき、少しずつ改善されるようになりました。また、時期によって何を食べるといいのか、何がよくないのかを教えていただき、日常生活で取り入れていくことができました。
私は太りやすい体質なのですが、治療を受けたことで、食後の体重の増加が少なくなったような気がします。


10代　女性

治療を受けた次の日から便秘が改善されて、はじめは週に1回だったのが3日に1回だったり、連日出たりすることが多くなりました。
気をつけていても太りやすい体質でしたが、定期的に回数を重ねるうちに少しずつ体重が減っていきました。