静岡市清水区の根本改善の鍼灸院です。的確な診断技術から病の原因を突き止め治療をしていきます。

伝えたいこと

テレビ、雑誌の影響で鍼灸に対して実際とは違う悪い・怖いイメージをお持ちの方が沢山いらっしゃいますので、
本来の鍼の姿、当院のやり方、こだわりをお伝えします。

�@鍼は刺さなくても効果は出る

当院は鍼を刺しません！鍼を皮膚に接触するだけです！
鍼は接触だけでも効果は出ます！
なぜなら、鍼をするツボは皮膚表面にあるからです。
この皮膚表面にあるツボは体内部と連携しており、体内部の異常がツボに反応点として現れて出てきます。この反応が出ているツボを診つけ、そこに鍼を接触することによって体の内部が整っていきます。
なので、鍼は刺さなくても効果を出すことができるのです。



上の鍼が、一般的な刺す鍼。
下の鍼が、刺さない鍼（てい鍼　と言います）。先端が丸く、刺さることはありません。
今は、刺さない鍼のみで治療をしています。

�A鍼のやり過ぎは逆効果

薬、お酒でもその人に合った適量というものがあります。鍼でもその人に合った鍼の量があります。
多く刺してもらった方が効くイメージがあるかもしれませんが、
多く刺すことにより体のだるさ、冷え、症状の悪化など逆効果の反応が出ることがあります。また、鍼本来の効果を鈍らせることにも繋がります。
その人の体の状態によって鍼をする量、時間も異なってきます。

�B同じ症状に対しても治療内容は異なる

腰が痛いからといって腰だけに治療をすることはありません。場合によっては腰を触らない時もあります。どこが原因でその症状が出ているのか人によって異なってきますので、同じ腰痛でも治療内容も異なってきます。腰痛にはこのツボが必ず効くというのはありません。全ての症状にも言える事です。
症状に対して鍼をするのではなく、体の状態に対して鍼をしていきます。

�C施術の進め方について

鍼については�@のように刺さない鍼（てい鍼）をしていきます。
鍼を打つ前に何度も脈を診たり、腹部を触ったり、腕、足を診て触ってどこが異常か診ていきます。



鍼を打ってからまた最初と同じ確認をしていきます。
鍼を打つ時間より確認する時間が長く感じるかもしれませんが、鍼を一本打つだけで体は大きく変化しますので、細かく確認をするために必要な作業となります。それによって次に鍼を打つ場所を決めていきます。
一本一本の鍼に強いこだわりを持って打っていますので確認する時間が長くなってしまいます。

�D問診について

初めて治療に来院される方には、問診時間を２０分程度取っています。どこがどんな感じて痛むのか、いつから痛むのか、どういう時に悪化するのか楽になるか、など聞いていきますが、
それ以外に東洋医学的な問診もしていきます。
内部の状態を把握するために睡眠、食事、便、汗なども聞いていきます。
痛い症状について関係なさそうですが、こういったことを聞くことにより熱や冷えがどこに滞っているか、体内部の偏り、どこが原因か把握するために重要となっていきます。

�Eその場の効果だけでなく、数日後の反応も意識してほしい

特定の症状についてはその場で治ることもあります。（急性の症状など）
しかし、当院の鍼治療は体内部の乱れを整え、自分自身で治す力を高めていきますので、その場で劇的に変わるより数日後に自然と治っているというのを理想としています。
鍼は自分自身で治す力をサポートしているのです。
患者の状態、病の軽重によってすぐに改善されない時もあります。

�F生活習慣

体の異常は生活習慣、感情（ストレス）が原因で起こっているのがほとんどです。
問診などから得た情報から、どの生活習慣が悪く改めたほうがいいかというアドバイスをしていきます。可能な限りそのアドバイスに耳を傾け実行してください。生活習慣も見直して治すスピードを早めていきます。