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静岡市清水区の根本改善の鍼灸院です。的確な診断技術から病の原因を突き止め治療をしていきます。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.054-352-3139

静岡市清水区堂林二丁目21-12

自律神経失調症

自律神経失調症を鍼灸で根本改善するための知識と治療法

自律神経失調症は、
薬に頼らなくても鍼灸で根本的に改善することができます。

常に体がだるく、やる気が起きない。
長い時間睡眠をとってもすっきりすることはなく疲れが抜けない。
病院に行っても薬は出してくれるが、副作用が怖いし、一向によくならない。薬の量がだんだんと増えてくる。
治らないことによってストレスと不安感が強い。

そのような状態で数ヶ月、または何年も悩んでいないのでしょうか?



実は、自律神経失調症は適切に対処すれば、良くなる可能性があります。自律神経失調症は、一生うまく付き合っていくしかない、とあきらめなくていいんです。

このページでは自律神経失調症に対する原因、東洋医学的な考え方、治療法を説明していきます。


自律神経失調症とは?


自律神経失調症は、自律神経のバランスが崩れてしまうことによって様々な症状が出てしまうことです。

ストレス、生活習慣の乱れ、ホルモンの働きがみだれてしまうことで、自律神経のバランスが崩れてしまうことがあります。

するとその結果として、様々な不快な症状が慢性的におこってしまいます。

症状としては、

めまい、動悸、不安感、倦怠感(疲れ・だるさ)、息切れ
手足の冷え、発汗、頭ののぼせ、体のほてり
頭痛、頭重感、不眠、食欲不振、吐き気
息切れ、息苦しさ、過呼吸、不整脈、のどの違和感

など、自律神経がバランスを失うことで、様々な症状が出るとされています。

自律神経失調症と言っても、症状は様々で個人差が大きいです。

また、検査を受けても検査では異常はなしと診断される方が多いです。


自律神経とは?

そもそも、自律神経とは何でしょうか?

私たちの体には、自分の意志で動かせる部分と、意思とは無関係に働く部分とがあります。例えば手や足は、自分の意志で自由に動かすことができます。一方、心臓の動きや胃腸の働きを自分の意志でコントロールすることはできません。

そのように、自分の意志では動かせないけれど、生命活動に関わる重大な部分の働き、これを自然にコントロールしている神経が自律神経です。

この自律神経には、
交感神経と副交感神経の2つの種類があります。
交感神経は主に「外での活動を中心に担う神経」です。外で働いたり活動したりするのに適した身体状態をつくることができます。

一方、副交感神経は、主に「内部の生体活動を中心に担う神経」です。消化・排せつ・睡眠・細胞の修復等の生体を健全に維持するための内部活動に適した身体状態がつくられます。

この2つの神経は、状況に応じて強弱が切り替わり、常に両方が支え合って働いています。

健康な方であれば、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできるのですが、
このスムーズな切り替えができなくなった状態が「自律神経失調症」です。交感神経の活動が強まりすぎていて、過緊張状態になっていることが多いです。

自律神経は、生きるためには絶対に欠かせない非常に重要な存在で、この働きのバランスが乱れれば、様々な不調がおこるようになってしまうのです。


この自律神経失調症を東洋医学はどのように考えているのか


東洋医学の考え方に「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがあります。

自律神経失調症はこの気=(エネルギー)や血=(栄養)などに問題が生じて、

気虚(気が全体的に不足している状態)、
気うつ(気の流れが障害された状態)、
お血(血行不良)、
血虚(血液が全体的に不足している状態)、

のどれかの状態になったときに起きると考えられています。

そのため、その人の体質や症状などを考慮しながら、気や血の状態を整える治療をし症状を取り除いていきます。

自律神経失調症は、人により症状が千差万別、あるいは、同じ人でも日によって症状が変わるような疾患です。
そういった症状には鍼灸治療は力を発揮します。
WHO(世界保健機構)でも自律神経失調症は、鍼灸治療が有効な疾患の1つとされています。


現在あなたの自律神経失調症がなかなか改善していないとしたら、それには理由があります。正しい原因と治療法を知り、すっきりとした日々を過ごせる体を作っていきましょう!


自律神経失調症が治らない理由


@薬を飲み続けて治るのか?

まず、
薬のことを否定しているわけではありません。
飲むことにより、一時的に寛解して過ごしやすくなっていることも事実です。精神的にも落ち着きを得られます。

ただ、薬の効果が切れると、元のように症状が戻ってしまうのではありませんか?
薬は症状を改善するのではなく、一時的に症状を抑え込んでいるだけです。

だから、症状を抑え込むために、ずっと薬を飲み続けることになります。それはあなたの望むことではありませんよね。

また、薬の怖いところは、依存性があるということです。飲み続けると、止めるのが大変です。

自分では薬を飲むのを止めなくてはと思っていても、薬がないと不安になることもあります。急に薬を止めると、体調が急激に悪化することもあります。そのことで悩んでいる患者様を何人も見てきています。

根本的に自律神経失調症を改善したいのなら、薬に頼るのは賢明な選択ではないと考えています。
いきなり止めることは困難ですが、体内の乱れを整え、強くし、徐々に減らしていく方向が理想です。


A治療法の間違い

インターネットを見ても、接骨院、整体、カイロ、鍼灸院などで自律神経失調症を治します!という治療院が多く存在しています。

共通しているのは、

・全身の筋肉を緩める
・ゆがみの調整

です。確かに全身が硬くなっている患者様もいます。
しかし、全身が硬くなっているのは原因でなく結果です。外側から見えている部分を緩めてもそれが根本改善とはなりません。


鍼灸院については、
・自律神経失調症に効くとされているツボに刺激をする。
・自律神経失調症から起こる症状(息苦しさ、頭痛、だるさ、耳鳴りなど)を1つずつ治療をしていく。

という治療法をしている所が多いです。

まず、自律神経失調症に効くツボはありません!
そういう治療院は疑った方がいいです。

一つずつの症状に治療をしていくというやり方はいいようにも思えますが、そのやり方ですと鍼数が多くなり患者様には負担が大きくなります。負担の多い治療は自然治癒力を弱め改善することは見込めません。


では、一体どういたら根本的な解決ができるのでしょうか?自律神経失調症を根本的に解消していくための治療をご紹介します。


自律神経失調症を改善するための治療方法


正しい原因を理解して、その原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

具体的には以下のような施術をおこなっていきます。

@体内部から整える

自律神経失調症の根本改善は体の内部から整えていかないと治りません。
体内部の乱れがそれぞれの症状に繋がっていますので、
まず、体内部がどのように乱れているのか、
脈、腹部、腕を診て細かく観察していきます。
体内部がどう乱れているか脈をみて探していきます

そこから
どこが(五臓六腑)
どのように冒されているのかの情報を得て、
それに合ったツボに鍼治療をしていきます。

一つずつの症状に治療をするのではなく、
体内部の乱れに対して、体の状態に合わせたツボに治療をしていきます。

そうすることにより、全身の筋肉の硬さも自然と緩むこともあり、
様々な症状も自然と治まっていきます。
自律神経失調症の患者様は刺激に対して敏感な人が多いです。
刺激量を少なく、負担の少ない治療をするのがポイントとなります。
負担の少ない刺さない鍼です


A再発防止の方法を伝えます

自律神経失調症の原因である体内部の乱れはなぜ起きるのか。
それはほとんどの場合、生活習慣の乱れです。

問診、体の状態からどの生活習慣が病の原因となっているかをお伝えします。食事であったり、季節ごとの過ごし方、睡眠についてアドバイスすることがあります。
そのことに気をつけて頂ければより回復しやすくなります。

体にとって何をしたら良いのか悪いのかが自分自身でも判断できるようになり、感覚がどんどん鋭くなって行くことで再発防止になります。



ここからは、当院での症例、患者様の声を一部紹介します。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。


症例

20代 女性

4年前から仕事のストレスから全身のだるさ、やる気が全くなくなる、
不安感、夕方から症状が出やすくなる。
緊張が強くなると手の震えがひどくなる。
体が疲れてくると頭痛、めまい、吐き気がでる。
お腹は空くが気持ち悪くて食べれない時もよくある。食欲はそんなにない。生理不順あり。
睡眠誘発剤で睡眠を取っている。
一ヶ月前から寝違いのような首の痛みが続いている。

<経過>
4日後の2回目の治療時は、吐き気、めまい、頭痛、首の痛みは治る。
食事も普通に食べれるようになるが、まだ気持ち悪さは残る。
だるさ、やる気がなくなる、不安感、手の震えは変わらず。
5回目の治療時は、手の震えもだいぶ治まり、不安感、やる気がなくなることもなくなった。だるさは多少残るが、他の症状もほぼ治まる。


40代 女性

症状は多々あるが、
特に、胃の不快感、肩・背中のこり、つばが飲み込みにくいのが辛い。
外気温が高いと力が入らなくて痺れる。天気で体調が左右される。
気を使うと呼吸が苦しくなる。
音に敏感で体に響く。パニックにより過呼吸もある。
下痢気味。 食欲不振。足の冷え。疲れやすい。疲れてくると痰がよく出る。途中で何度も起きてしまう。

<経過>
2回目の治療で食欲が出てきて、喉の違和感もなくなった。パニックもなくなった。
他の症状はそこまでの変化がなかった。
3回目の治療で他の症状にも変化が出始める。便、冷えは完全に治癒していないが、最初にあった症状は全体的に落ち着いた。



患者様の声


30代 女性

内科で自律神経失調症と言われ、一か月以上薬を飲み続けていましたが良くならないのでこちらに来ました。
吐き気や胃の気持ち悪さが特に辛かったのですが、治療を受けるたびに楽になっていきました。
治るなら痛くてもいいや、と思っていましたが、全く痛みもなくとてもリラックスできました。
病院では自分の症状を説明するのが苦手ですが、先生はゆっくり、とても丁寧に聞いて下さるので話しやすかったです。
今の体の状態なども説明してくれるので安心できます。
もっと早く来ればよかったと思います。



20代 女性

一年前から原因不明の体調不良(頭痛、微熱、めまい、吐き気)により本当に色々な病院へ行きましたが、数値は正常で、原因が分からないまま対処療法でだましだまし生活していました。
ついに倒れ入院となり身体表現性障害(自律神経失調症)と診断されました。
心身共に本当に苦しく辛い毎日でしたが、スギヤマ鍼灸院さんで治療を続けてみると、確実に自分の体調が元に戻ってきているのを実感しました。
約一ヶ月半ほど通わせていただきましたが、以前の自分では考えられないくらい、今元気です!
病院にも通っていないですし、もちろん薬も一切飲んでいません。
不眠もパタッとなくなりました。先生が親身になり向き合って下さったおかげで今の私がいます。
心よりありがとうございました。



20代 男性

Q.どんな症状に悩まさてていましたか?
食欲不振、頭痛、不眠、手の震え、胸が苦しい

Q.治療を受けた感想
・体の調子が崩れにくくなった
・最初の症状がだいぶなくなった
・体のバランスが崩れにくくなった
・鍼が痛くない





自律神経失調症に悩まされない良い生活にするために


自律神経失調症は家族・友人、周りの人から理解されにくい症状です。それがまたストレスになっていたかもしれません。

自律神経失調症はそのままにしていても良くなりません。それどころか、ますます体の疲れがひどくなったり、頭痛やめまいや耳鳴りが強くなり、生活にさらに支障が出ることもあります。

早期に改善するのが望ましいです。

まだまだ、不安もあると思いますが、大丈夫です。
一緒に良くしていきましょう。
まずは、1人で悩んでいないで相談してください。


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