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静岡市清水区の根本改善の鍼灸院です。的確な診断技術から病の原因を突き止め治療をしていきます。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.054-352-3139

静岡市清水区堂林二丁目21-12

花粉症

花粉症を鍼灸で改善するための知識と治療方法

春になるとスギ、ヒノキの花粉で、

・目のかゆみが強くて何度もこすってしまう
・立て続けにくしゃみがでる
・透明な鼻水が出て止まらない
・鼻つまりがひどく鼻呼吸が困難
・口呼吸での睡眠になり睡眠の質が悪くなり寝た気がしない
・鼻つまりで匂いが分からなく料理の味も分からなくなる
・頭がぼーっとする
・抗アレルギー薬を飲むと眠くなって困る
・治らないことで不安やストレスが強い

花粉症症状のイラスト

などで苦しんでいませんか?

現在、4人に1人が花粉症と言われて多くの方が辛い思いをしています。


そんな花粉症で悩んでいる方へ、

花粉症は鍼灸でも根本的に改善することができます。


季節性があるので花粉だけが問題とされていますが、
正常な体の状態であれば花粉症にはなりません。

異物ではない花粉を異常に反応している体に問題があります。
なぜ、異常に反応しているのか。
それは体内の乱れ(五臓六腑の乱れ)が原因として考えています。

体内の乱れがどうして花粉症になってしまうのか、東洋医学の視点から解説していきます。


この花粉症を東洋医学はどのように考えているのか


花粉症をタイプ別に説明していきます。

@肺の不調
鼻は五臓六腑の「肺」の状態が現われるところであるとされています。
肺に風邪(ふうじゃ)が当たると鼻水が出るともされており、
肺と鼻は深く関連しています。
なので、この五臓六腑の「肺」に不調が起こると、
花粉症の鼻水、鼻詰まり、鼻血の症状がでやすくなり、
花粉症以外の症状としても、咳、肌のかゆみ・乾燥、肩こり、悪寒、咽頭痛なども出てきます。

A大腸の不調
五臓六腑の「大腸」は「肺」と表裏の関係とされており、大腸の不調は肺にも影響をし鼻の症状が出やすくなります。東洋医学独特の生理学です。
大腸の不調とは、便の異常です。現実に便秘の人、腸の働きが悪く不安的な人はほとんどの方が花粉症になっています。
このタイプの特徴としては、
花粉症以外に便秘・下痢をしやすい、辛みを好むまたは嫌う、歯が痛む、肩こりなどの症状が出てきます。

B胃の不調
暴飲暴食、冷飲食の過剰摂取、甘い物の食べ過ぎ、夜食などで、
五臓六腑の「脾」=(消化器)に過度な負担がかかると、
体に「湿熱」=(体に不要な邪気)が発生し溜ります。
この「湿熱」は体のあちこちに停滞して各機能がうまく働かなくなります。それが顔面部に停滞すると花粉症の症状が出てきます。
花粉症では涙・鼻水が多く、しつこい鼻づまりが出てきます。
花粉症以外では、腹痛、食欲不振、吐き気、疲れやすい、体がだるい、関節の痛みなどの症状が出やすくなります。

C冷えのぼせ
本来、体は上半身が涼しく、下半身が温かい=頭寒足熱が健康とされています。ですが、体を中から冷やしてしまったり、体の不調があると、上半身は暑く、下半身は寒いという健康とは真逆な状態になります。
顔面部に集まった熱は、刺激に過敏になり、普段なら平気だった花粉やほこりなどに過剰に反応してしまい、それが花粉症へとなります。
このタイプの特徴としては、
水のようなサラサラの鼻水、目の充血、足の冷え、上半身のほてり、不眠、動悸、頭のふらつき、耳鳴り、頭痛 などが出やすくなっています。

まだ他にも原因は考えられますが、
このように花粉症の原因はすべて体内(五臓六腑)の乱れからです。どこがどのように乱れているのかを理解し、それを整えていくことで症状の寛解へとなっていきます。

花粉症を改善するための治療方法


先ほど述べたように原因は多々あり、人によって原因は異なります。

なので、花粉症にはこのツボ!というのはありませんし、
目、鼻の症状なので顔付近に治療をしているだけでは効果は低いです。

花粉症という症状より体内部がどう乱れていてそれをどう整えていくのかが何より重要となっていきます。

そのためにはまず、

体内部がどのように乱れているのか、
脈、腹部、腕を診て細かく観察していきます。
内部の乱れを診断

そこから
どこが(五臓六腑)
どのように冒されているのかの情報を得て、
それに合ったツボに鍼治療をしていきます。

刺さない鍼を使って整えていきます


花粉症の患者様はアレルギー反応があるので刺激に敏感です。余分な鍼は一切せず、体に合わせた体内を整える必要なツボに数カ所だけ鍼をやっていきます。
このように負担も少なく体内を整えていけば全身の巡りもよくなり治す力が自然と高まっていきます。


あとは、再発防止の方法を伝えていきます。

花粉症の原因である体内部の乱れはなぜ起きるのか。
それはほとんどの場合、生活習慣の乱れです。
問診、体の状態からどの生活習慣が病の原因となっているかをお伝えします。食事であったり、季節ごとの過ごし方、睡眠についてアドバイスすることがあります。
そのことに気をつけて頂ければより回復しやすくなります。


花粉症患者様の中には即効性が出る人もいますが、
花粉症治療を始めるのは冬の時期からがおすすめです。
なぜなら、冬の過ごし方と冬の時期の体の状態により花粉症の症状の出方が変わってくるからです。冬から治療が出来ていれば未然に防ぐこともできます。

冬から整えていくのが理想ですが、春になって症状が出てしまっても早い段階で処理出来れば治りも早くなりますので、気になる方は早めの治療が望ましいです。

毎年花粉症で悩んでいる方、お気軽にご相談下さい!




ここからは当院での患者様の声を一部紹介します。
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。

30代男性

花粉症の治療をしてもらってから2週間弱は全く気にならず生活出来た。定期的に治療してもらえれば春をこせる気がする。


60代男性

昨年10月頃ステロイド吸入により、のどを腫らしてしまいました。一向に良くならず家も近所だったので杉山先生に診ていただくことになりました。
今でも覚えていますが、1回目治療を行って頂いた日の夜、急に咳が出て、どす黒く血液の混ざった痰が出て来ました。そしてその晩に寝ていると、鼻から喉へ水の様な鼻汁が次から次へと流れて来ました。
2回目も同じ様な痰が出て来ました。こんなにすぐに効果が出るとはと驚いてしまいました。
そもそもステロイドを吸入したのはアレルギーによる咳、喘息が原因でしたが、今まで4カ月間通って、その咳喘息も治り、また一番の原因であった花粉症であるアレルギーも治ってしまいました。
今年の花粉は多く飛んでいる様ですが、一回もくしゃみも出て来ません。本当に楽な春です。

スギヤマ鍼灸院

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